お給料日前で手持ちの現金がないときや急な出費があったときに、審査なしの後払いサービスがあれば便利ですよね。
後払い決済は、手持ちのお金がないときにでも必要なものが購入できることや、未成年などでクレジットカードを作れない人でも気軽に通販ができるなどのメリットがあります。
後払いには主に以下のような方法があります。
- クレジットカード
- 携帯のキャリア決済(通信量合算)
- 後払いアプリの利用
- 不用品を売る
ここでは、審査なしで使える後払い決済方法や、資金繰りに困ったときの現金を作る方法についても解説していきます。
▼ 審査にお悩みの方におすすめカード
Tカード プラス(SMBCモビットnext)
カードの特徴
SMBCモビットと三井住友カードが提携してできた消費者金融系カード。年会費無料で、Tポイントも貯まり、ETCカードの発行も可能。
おすすめポイント
- 他社とは違う独自の審査基準の「消費者金融系カード」
- 年会費無料で発行手数料などもかからない!
- クレジットカードの老舗である、安心と信頼の「三井住友カード」が発行
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クレジットカードには審査が必須
後払いと言えば、クレジットカードが思い浮かぶ人も多いですよね。
クレジットカードは利用すると一時的にカード会社が立て替え→引き落とし日に精算という形なので、一時的にカード会社にお金を借りている状況になります。「カード会社は毎月きちんと支払ってくれるかどうか」「どのくらい稼ぎがあってどのくらいの限度額を与えるか」を見極めなければいけないので、審査が必須となります。
手持ちのお金が無くて困っている人や未成年でカードが作れない人は審査なしで使える「後払い決済サービス」を利用しましょう。
家族カードであれば審査なしでカードが作れる
生計を共にしている家族や配偶者がいる場合は、満18歳以上の人であれば家族カードが作れます。
厳密に言うと審査はありますが、基本的に家族カードはクレジットカードを持っている本会員の信用情報で審査をするため、審査に不安がある人や学生などでも本会員の審査で問題なければ作ることができるカードです。
デメリットとして、本会員の人にまとめて請求が来るため利用額について相談する必要があることや、利用明細もまとまってしまうため何にカードを使ったか家族にわかってしまうなどがあります。
また、自分が本会員の場合はクレジットヒストリーができますが、家族カードの場合は本会員にしかクレヒスが残りません。
クレヒスは審査などで重要視される項目でもあるため、クレヒスがないまま30歳を超えるとスーパーホワイトとして将来的に住宅ローンや他社カードの審査で不利になる可能性があります。
家族カードが難しい場合は、後払いサービスなどの利用を検討しましょう。
審査難易度の低いカードなら審査に通る可能性もある
クレジットカードの審査に通らなかったから後払いサービスを利用する人も多いでしょう。
クレジットカードの審査はブラックリストになっていないのに、属性と呼ばれる年収や雇用形態などが基準に満たず審査落ちをするケースも多くあります。
支払いの遅延など、原因が思い浮かばない場合は「審査難易度が低い」といわれているカードを申し込むことでクレジットカードの審査に通る可能性があります。
▼審査難易度が低いといわれるカードについては以下も参考にしてみてください。
携帯キャリア決済で後払いする方法
Docomo、au、SoftBankなどのスマートフォンを持っている人であればキャリア決済と呼ばれる、後日通信量と合算で支払いができるという後払い方法が審査なしで利用できます。
主にネットショッピングや動画サービスなどの購入や課金などに使えますが、プリペイドカードと合わせて使うことで実質クレジットカードのような使い方ができるものもあります。
利用上限額については契約年数や年齢、毎月の支払い状況によって変わるので、いくら使えるのかはあらかじめ確認しておきましょう。
auかんたん決済
auかんたん決済は、auユーザーが使える通信量合算の後払いサービスです。
auかんたん決済が使える主なサービスは以下の通りです。
- au PAY (au PAY プリペイドカード)残高へのチャージ
- au PAY マーケットでのショッピング
- Qoo10でのショッピング
- ラクマでのショッピング
- TOHOシネマズオンライン予約
- 松竹マルチプレックスシアターズでのオンライン予約
- マツモトキヨシオンラインストアでのショッピング
au PAY残高にかんたん決済でチャージすることで、au PAY対応のお店でのスマホ決済やMasterCard対応のお店ならau PAYプリペイドカードを使っても後払い決済ができるようになります。
au PAY マーケットについては、auかんたん決済とは別に「ゆったり後払い」というサービスも登場したため、商品購入の代金を最大2ヶ月後までの余裕があるときにコンビニなどでの支払いが可能になりました。
d払い/ドコモ払い
d払い/ドコモ払いはドコモユーザーの人が使える通信量合算の後払いサービスです。
d払い/ドコモ払いが使える利用できる主なサービスは以下の通りです。
- ローソン
- ポプラ
- ミニストップ
- ココカラファイン
- スギ薬局
- マツモトキヨシ
- Tomod's
d払いアプリをダウンロードすれば、チャージの手間なく実店舗でも通信量合算の後払い決済が利用できます。
また、dポイントカードと併せて使うことでポイントが2重取りできるのでポイントが貯まりやすくなります。
ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い
ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払いはSoftBankユーザー、もしくはワイモバイルユーザーが使える通信量合算の後払いサービスです。
ソフトバンクまとめて支払いが利用できるのは以下の通りです。
- PayPay残高へのチャージ
- Yahoo!ショッピングでのショッピング
- PayPayモールでのショッピング
- AppleStoreでのアプリ課金
- Google Play利用
- Youtube Premium
PayPay残高へのチャージをすれば、PayPay対応のお店での後払い決済が可能になります。
Yahoo!ショッピングやPayPayモールでも、「まとめて支払い」とは別にショップごとで後払い決済に対応しているお店があるので探してみましょう。
後払い決済ができるアプリ
後払いアプリは基本無料でダウンロードできるので、持っている分にはお金がかかることはなく、後払いの利用や支払い方法によっては所定の手数料がかかります。
後払い決済サービスはどんどん増えてきていますが、アプリ決済のものだと以下のような種類があります。
- バンドルカード
- メルペイスマート払い
- atone
- Paidy
※前述したキャリア決済を除く
手持ちのお金がないときに、コンビニや薬局などで利用したい場合は、バンドルカードかメルペイスマート払いを選んだ方が良いでしょう。
atoneとPaidyに関しては、まだまだ実店舗の提携は少ないため、主にネットショッピングや洋服などを後払いにして買い物を楽しみたい人に向いています。
ひとつひとつ特徴について説明していきます。
バンドルカード
VANDLE CARD(バンドルカード)
カードの特徴
クレジットカードを作れない中学生や高校生でも審査なしで発行可能なVISAカード。アプリだけでも決済可能で、リアルカードを発行することも可能
発行会社 | 株式会社カンム | ポイント還元率 | なし |
---|---|---|---|
年会費・発行費用 | アプリのみ → 無料 プラスチックカード発行 → 300円 口座維持費 月100円(4か月利用がない場合のみ請求) |
チャージ方法 | コンビニ、クレジットカード ドコモ、ソフトバンクのケータイ支払いなど8種類 |
年齢制限 | 制限なし(未成年は保護者の同意が必要) | 利用開始 | 即時利用可能 |
バンドルカードは未成年でも審査無しで作れるバーチャルVISAプリペイドカードです。
必要事項を入力することで、無料ですぐにカード番号が発行されてネットショッピングなどで使えます。
基本的に利用する分だけチャージして使うカードですが、「ポチっとチャージ」を利用することで2ヶ月以内までの後払い決済が可能になります。また、ドコモユーザーであればd払いチャージを使うこともできます。
アプリダウンロード時はカード番号のみですが、別途リアルカード(300円〜)を発行すればVISAに対応した実際のお店や海外でのカード決済もできるようになり、利用の幅が広いのがメリットです。
ポチッとチャージは5,000円〜最大50,000円までのチャージができて、初回の限度額は5,000円〜ですが、チャージと返済を繰り返すことで限度額が増えていく仕組みです。
バンドルカードのチャージ基本的に手数料は無料ですが、「ポチッとチャージ」と「d払い」には金額に応じた以下の手数料が発生します。
申し込み金額 | 手数料 |
---|---|
3,000円〜10,000円 | 510円 |
11,000円〜20,000円 | 815円 | 21,000円〜30,000円 | 1,170円 |
31,000円〜40,000円 | 1,525円 |
41,000円〜50,000円 | 1,830円 |
支払い方法はネット銀行や各種コンビニから2ヶ月以内のいつでも支払いができます。
メルペイスマート払い
メルペイスマート払いは、メルカリのアプリを持っていれば使える基本手数料無料の後払い決済です。
メルカリでの購入代金や、メルペイ対応のお店での利用料金が毎月末締めで翌月末までの後払いになります。
精算方法は以下の種類があります。
- メルペイ残高精算
- 自動引き落とし
- ATMからの入金(手数料¥300)
- コンビニからの入金(手数料¥300)
メルペイ残高からの精算は、メルカリのポイントや売上金などがある場合に使える精算方法です。
普段メルカリを使わない人にとっては関係ないようにも思いますが、銀行残高からメルペイ残高に即時チャージして支払いとできるので、メルカリで売り買いしない人でもこの方法で利用ができます。
自動引き落としの場合はあらかじめ指定の口座から11日・16日・26日の好きな引き落とし日を選んで精算できる方法です。
薬局やコンビニなどでメルペイを使える場所が増えているので、設定しておくといざというときに便利なアプリです。
atone
atoneは対応のネットショッピングや実店舗での利用で、翌月の指定の支払い期限までの後払いができます。
翌月の支払い期限は、指定している支払い方法によって変わります。
支払い期日は以下の通りです。
- はがき請求書(コンビニ払い):毎月20日期限
- 自動引き落とし(口座振替):毎月27日期限(※)
- Loppi/Famiポート:毎月20日期限
※27日が休業日に当たった場合は翌営業日の引き落とし
使えるお店は主にネットショッピングで、洋服や雑貨などのお店が多く提携しています。
atoneが使えるお店の例は以下の通りです。
- 2ndSTREET
- UNiCASE
- とらのあな
- Qoo10
- nano UNIVERSE(ネットショップ)
- john master organiccs
- PEACH JOHN
手数料は1ヶ月分で99円と気にならない安さですが、まだまだatoneが使える実店舗は少なく、生活用品や薬局などのお店がまだあまり提携していないのがデメリットでもあります。
Paidy
Paidyはアプリバーコードで決済ができて、翌月1日確定分を10日までに後払いができます。
支払い方法は毎月10日までにコンビニまたは銀行振り込みか、口座振替の場合は12日に引き落としがされる仕組みです。
コンビニ払いの場合1ヶ月の手数料は350円で、口座振替の場合は手数料無料で使うことができます。
Paidyが使えるお店の例は以下の通りです。
- amazon
- BUYMA
- Rakutenラクマ
- WEGO
- EDWIN
- コジマネット
- DEAN&DELUCA
Paidyのメリットとは、15,000円以上の決済であれば最大36回の分割支払いも選ぶことができる点です。
分割払いには所定の分割手数料がかかりますが、クレジットカードを持っていない人はなかなか分割払いができるサービスがないのでPaidyでの後払いを検討してみても良いでしょう。
不用品を売ってお金を作る方法
後払い決済は基本的に商品購入に使えますが、現金が必要になったときは他の方法でお金を作る必要がありますよね。
実店舗で売る方法や、フリマアプリで売る方法もありますが、それぞれにメリットデメリットがあるので解説していきます。
実店舗で不用品を売る
実店舗のお店で不用品を売る場合、売ったその場ですぐに現金が手に入ることがメリットですが、思ったよりも査定金額が安くなってしまうことがあります。
売るお店によって査定金額が全く違うこともあるので、お店選びが重要になります。
ハードオフはお店によって取り扱い商品が変わりますが、基本的に壊れていたり故障気味のものも買取をしてくれます。
身近なものが売れるお店は以下の通りです。
- ハードオフ(家電・楽器・おもちゃ・ガラクタ)
- ブックオフ(本・漫画・CD・DVD・ゲーム)
- ディスクユニオン(CD・DVD・バンドTシャツ・バンドスコア)
- リカーオフ(酒関連食器・未開封のお酒)
- ニューヨーク・ジョー(古着・靴・ファッション雑貨)
- ドンドンダウン(ブランド古着・雑貨)
フリマアプリなどの発送やメッセージなどがめんどうな人にはおすすめですが、デメリットとして頑張ってお店まで運んだのにほとんどお金にならないということもあるので注意が必要です。
フリマアプリで不用品を売る
フリマアプリは自由に値付けができて、古着やジャンク品などでも価値がわかる人が思ったよりも高値で買ってくれることがあります。
使用済みコスメなどをサンプルとして売っている人もいれば、子供の自由研究用にどんぐりやトイレットペーパーの芯など普通のフリマでは売っていないようなものが販売されているのも見かけます。
不用品を売れる有名なアプリは以下の通りです。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク!
デメリットは出品するタイミングや物によって売れない期間が続く可能性があることや、梱包の手間などがあります。
フリマアプリの場合売れてから相手が受け取りしてお金が入り、実際に現金として出金するまでに時間がかかったり手数料がかかる場合もあるので現金を急ぐ人にはあまり向いていないと言えます。
すぐに現金が欲しいならお金を借りる方法もある
「家賃が足りない」「携帯代が払えない」「冠婚葬祭でお金が必要」など現金が必要な場合、消費者金融にお金を借りる方法もあります。
ただし、お金を借りるためには金融庁が定めている「収入の1/3を超える貸付をしてはならない」という決まりが適用されるため、後払いアプリとは違って審査が必須になることを頭にいれておきましょう。
また、お金を借りるためには満20歳以上である必要があるため、未成年の場合は単発バイトなどをおすすめします。
消費者金融に比べると銀行ローンは利息が低いですが、基本的に銀行でお金を借りるのは審査が厳しく年収などが一定でないと審査に通らないことがあります。
そのため、生活費などで一時的にお金を借りるなら消費者金融のカードローンがおすすめです。
消費者金融にお金を借りると利息が高いなどのイメージもあるかと思いますが、基本的に初めての借入の場合はどの消費者金融も無利息期間が設けてあり、その期間内に返済できれば利息は0円で返済することができます。
アイフルで借りる
アイフルは、契約日の翌月から最大30日間無利息でお金を借りることができます。
アイフルの特徴は以下の通りです。
- 契約日の翌日から30日間無利息
- 年利3.0%〜18.0%
- WEB完結可能
- 即日融資可能
在籍確認なしも可能
基本的にカードローンを申し込みすると、勤務先に本当に勤めているかどうかの在籍確認がある場合がほとんどです。
在籍確認は担当者の個人名でかかってくるため、消費者金融でお金を借りたことはバレないようになっていますが、できればかかってきて欲しくないものです。
アイフルは申し込み後すぐにフリーダイヤルで「書類確認」をお願いすることで、在籍確認を書類提出のみで完了させてくれることがあります。
書類確認をするためには、勤め先や本人の名前記載の社会保険証や給与明細などが必要になります。
インターネットで申し込み後、すぐに以下の申し込み専用フリーダイヤルにかけて書類確認にしたい旨を伝えましょう。
- アイフル申し込み専用フリーダイヤル:0120-337-137
お金を急いでいて「審査を急いで欲しい」という場合も同じフリーダイヤルから伝えることで対応可能です。審査に通れば即日スマホアプリを使って融資を受けることができます。
アコムで借りる
アコムは契約の翌日から最大30日間無利息でお金を借りることができます。
審査に通るかどうか不安な方は一度「3秒診断」を利用することで、自分が借入可能かを知ることができます。
アコムの特徴は以下の通りです。
- 契約の翌日から30日間無利息
- 年利3.0%〜18.0%
- 即日融資可能
- カード即日発行可能
- WEB完結可能
即日カードを受け取るためには、インターネットで申し込み後に自動契約機(むじんくん)に行くことでカードを即日発行できます。
カードがあれば、店頭窓口、アコムATM、銀行、コンビニ、ショッピングセンターなどの提携ATMからいつでも借入や返済をすることができて、返済もアコムや提携ATM、インターネットなどから自分にあった方法を選んで返済ができます。
プロミスで借りる
プロミスは初回の借入から30日間無利息でお金を借りることができます。
契約してからではなく、初めて借入をしてからの30日間が無利息になるので、一旦契約して必要になってからお金を借りてもうっかり無利息期限が過ぎていたということがありません。
また、女性専用の窓口としてプロミスレディースもあるので、女性の方で女性の担当者に対応して欲しいという方はレディースコールを利用するのもおすすめです。
プロミスの特徴は以下の通りです。
- 初回の借入から30日間無利息
- 年利4.5%〜17.8%
- WEB完結可能
- 即日融資可能
- プロミスレディース(女性専用窓口)あり
- アプリローンも可能
プロミスはカードレスのアプリローンも利用できるため、インターネットからの申し込みならカードなしで即日・最短25分融資も可能です。
インターネット申し込みなら最短15秒事前審査で借入できるかどうかがわかるので、審査が不安な人はチェックしてみましょう。
※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。