人間だれしも間違いはあります。クレジットカードの申請で入力ミスしてしまうこともあるでしょう。
クレジットカードの申し込みメールや書類を発送してしまった後に思い出し、どうすることもできない方向けに審査はどのように行われるのか解説してきます。
クレジットカード会社は審査時に「信用情報機関」というローンやクレジットカードの支払い状況を扱う個人情報を確認できるので、申し込み内容の整合性を確認することが出来ます。
クレジットカード申し込みの内容に入力ミスがあった場合は「虚為の報告」とみなし審査に落とされてしまいます。
クレジットカードの審査基準や審査難易度はカード会社によって異なり、どこの会社も明確な基準を公開していないため、欲しいクレジットカードに申し込んだものの、審査落ちして作れなかったという人もいるでしょう。
再申し込みをして審査通過できるのかや、審査落ちの原因と審査対策をまとめました。
目次
クレジットカード申し込みで入力ミスしてしまった時の対応
入力ミスしてしまい審査に落ちるか不安な方はカード会社に相談しましょう。対処法としては以下の3つがあります。
- お客様サポートを確認
- コールセンターに電話相談
- 6か月後に再申し込み
問い合わせしておかないと入力内容の不備により審査落ちする可能性が高くなりますので、面倒でも確認しておくべきです。
お客様サポートを確認
クレジットカードを発行している企業の大半がメール対応していません。問い合わせ件数が多いのでどこも対応していないのでしょう。
入力ミスは「申し込みに関するお問い合わせ」になりますので申請したホームページの「お客様サポート」でお問合せ方法を確認しましょう。
ほとんどの場合は「マイページにログイン→相談受付を申請→電話がかかってくる」といった流れのところが多いです。マイページが無いところはインターネットから「相談予約サービス」に案内されることになるでしょう。
カード会社によって対応の仕方が違うので確認が必要になります。
コールセンターに電話相談
コールセンターやお客様サポートセンターから電話で相談が確実です。電話が何分も繋がらないこともあるかもしれませんが根気よく鳴らし続けましょう。
電話での問い合わせの際には、申し込み完了メールに添付された「申し込み番号」「受付ID」を用意しておくとスムーズです。
見つからない方は対応に時間がかかるでしょう。電話で申し込み内容のミスを伝え、今後の対応を問い合わせましょう。
6か月後に再申し込み
クレジットカードを申し込んだ際の情報は、カード会社やカード会社などが加盟する機関に6か月間記録されています。クレジットカードを申し込んで審査に落ちたとしても、すぐに再申し込みをするのは待った方が良いです。
一度カード会社の審査に落ちてしまった場合、すぐに再申し込みをしても状況が改善されていなければ再度審査落ちしてしまう可能性が高いでしょう。
そればかりか、審査落ちの情報が残っているというだけで自動的に弾かれて審査に落ちるケースもあります。まずは「入力ミス」があったことをメールや電話で相談するのが賢明です。
ここからは別カードへの申し込みを検討している方や再審査に向けた内容を記載していきます。
落ちたカードとは別のカードであれば審査通過可能
クレジットカードの審査はカードの種類によっても異なりますし、カード会社によっても異なります。例えば、ある会社のカード審査に落ちたとしても、同ランクの他社のカード審査には通る事もあるのです。
ただし、注意したいのは審査落ちの原因を解決しなければカードやカード会社を変更しても再度審査落ちしてしまう点でしょう。何度も審査落ちしていると、ますますカード審査に通らなくなる恐れもあるため要注意です。
審査落ちの原因を解決してから再申し込みする
カードの審査落ちの原因は様々です。原因として考えられる事とその解決策をまとめました。
クレジットヒストリー(クレヒス)を作る
クレジットカードはいわばツケ払いとなるため、いかに返済能力が高いか(=滞納せずに支払ってくれるか)が審査を通過する大きなカギを握っています。そこでおすすめなのが比較的審査難易度の低いカードを申し込んで滞納せずに使い続ける事です。これを一般的に「クレヒス修行」と言います。
カードの利用を行うと、クレジットヒストリーという利用履歴が個人信用情報機関に記録され、良い履歴を積み重ねていればカード会社からの信用度も高くなり、おのずと審査に通りやすくなるのです。
クレジットカード同様、携帯電話(スマートフォン)の分割払いもローン契約としてクレジットヒストリーに記録されるため、滞納せずきちんと支払いを行う事でカード審査にも良い影響を及ぼします。ただし、どちらの場合も滞納や貸倒を行うと事故情報として記録され、ブラックリスト入りするため注意が必要です。
申し込み内容の記載漏れ・ミスをしない
今回のように、申込内容の記載漏れや入力ミスなどもカード審査落ちの原因として多くみられます。カードを申し込む時は細心の注意を払って申し込み前に今一度しっかりと確認を行いましょう。
カード会社からしてみれば誤字や入力ミスであっても虚偽記載と見分けが付かないため、審査落ちの対象となってしまうのです。特に電話番号やメールアドレスなどの連絡先や、勤め先の欄は間違えないように気を付けましょう。
過去に返済を滞納していないかを確認する
誰もが一度はブラックリストという言葉を耳にした事があるかと思いますが、ローンの返済履歴やクレジットカードの申し込み・利用履歴は実際に個人信用情報機関という機関に記録されているため、過去に返済の滞納や貸倒などを起こしていると事故情報が数年間残ってしまいます。これがいわゆる「ブラックリスト入り」している状態です。
この事故情報が残っている間は新たなカードの申し込みやローンの審査に通りづらくなります。個人信用情報機関ではカード会社のほか、個人でも情報開示の請求を行う事ができるので、ブラックリスト入りが心配な場合は一度確認してみるのも良いでしょう。
短期間に複数のカード申し込みをしない
早くカードを作りたいからといって短期間に複数のカードを申し込んでしまうと、お金に困って資金調達をしているとみなされてカード審査に通らなくなる恐れがあります。
これは「申し込みブラック」と呼ばれる状態で、一か月に申し込むカードは多くても2枚までにとどめておくのが無難です。
キャッシング枠をなしで申し込む
一般的なクレジットカードには、買い物や料金の支払いに使う「ショッピング枠」の他に、お金を借りる事ができる「キャッシング枠」があります。キャッシング枠の有無でも審査難易度は変わってくるため、キャッシングを使わないのであればキャッシング枠をなし(ゼロ円)に申し込んだ方がカード審査は通りやすくなります。
キャンペーン時期を狙う
キャンペーンが実施されている時期はカード会社も顧客を一人でも多く獲得したいと考えているため、カード審査が若干甘くなる傾向があります。
そのため、カード会社の新規入会キャンペーンは狙い目です。
同じ会社の審査難易度の低いカードに申し込む
同じカード会社でも年会費無料のスタンダードなカードとゴールドカードやプラチナカードとでは当然審査の基準が変わってきます。
例えば、ゴールドカードの審査に落ちた場合はワンランク下の一般カードや他社のカードであれば審査通過が可能となる場合があります。もし申し込みたいカード会社にリボ払い専用カードがあれば、そのカードが良いでしょう。
他社とは違う審査基準のカードに申し込む
ACマスターカード
ACマスターカード
カードの特徴
アコムが発行する年会費無料のクレジットカード。最短即日発行可能でパート・アルバイトの人でも働いていれば申込OK。利用金額から0.25%キャッシュバック
発行会社 | アコム株式会社 |
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ポイント還元率 | 0.25%キャッシュバック |
年会費 | 永年無料 |
審査時間 | 最短20分 ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
発行時間 | 最短即日 |
利用限度額 | 300万円 ※クレジットとカードローンのご利用合計の上限は800万円まで ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |
申し込み資格 | 安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
クレジットカード審査に通らなかった方におすすめなのがこのACマスターカードです。
こちらは消費者金融大手のアコムが発行する年会費永年無料のクレジットカードで、消費者金融独自の審査基準を採用しているため、他社のカード審査で落ちた人でも審査通過できる可能性があります。
クレジットヒストリーよりも支払い能力を重視しているので、カード会社では審査に通らなくてもACマスターカードなら作れる場合があります。自動契約機(むじんくん)での即日発行にも対応しています。
原則、在籍確認なし※なので職場への電話連絡が心配な方にもおすすめです。
※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施。
Tカード プラス(SMBCモビットnext)
Tカード プラス(SMBCモビットnext)は、SMBCモビットと三井住友カードが提携した年会費無料のカードです。
このカードは通常のクレジットカードとは異なる審査基準の「消費者金融系カード」に含まれます。
一般的なクレジットカードは過去の支払い実績や現在の職業などから「お金に困っていない人」を評価しているのに対し、消費者金融系カードは「お金に困っている人」を対象にして発行しているカードなので、クレジットヒストリー(過去の支払い実績)よりも現在の収入を重視してくれます。
同じ消費者金融系カードのACマスターカードと違い、ETCカードも発行可能なので「クレジットカードが作れないのでETCカードが作れない」という方にもおすすめです。