オリコビジネスカードスタンダード
カードの特徴
オリコビジネスカードスタンダードは、最大で20枚まで発行可能な法人専用クレジットカードです。カード利用者ごとに利用限度額を設定でき、個々人の利用明細書が一目で分かるという特徴があります。
ここでは、オリコビジネスカードスタンダードの特徴をさらに詳細に説明していきます。
目次
個々人の利用明細書が届くので経費管理が楽
オリコビジネスカードスタンダードを利用した明細書は、カード一枚につき一枚届けられるので、誰がいくら経費を利用したのかが一目で確認できます。
もちろん、オリコが運営するWebサイト「eオリコサービス」でも、カード利用日、金額、お支払い回数など細かく確認ができます。
カード利用者ごとに限度額を設定可能
オリコビジネスカードスタンダードは1法人につき10万円~1,000万円までが利用限度額になっており、カード1枚ごとに利用可能枠が設定可能です。
そのため、役職や部署ごとにいくらまで使えるかという細かい設定をおこなえるため、柔軟に経費管理を行えます。
年会費
オリコビジネスカードスタンダードの年会費は、1枚につき1,375円(税込)かかってきます。
定期的にあるキャンペーン期間中であれば初年度年会費無料になるので、カードを発行するのはキャンペーン期間中がお得です。
法人用ETCカードも発行可能
法人用クレジットカードを作る目的として、ETCカードを発行して営業や郵送などで運転をする社員に持たせるという企業も多いと思います。
オリコビジネスカードは、追加カードとして最大20名分のETCカードを発行可能です。
オリコのETCカードは年会費無料で、ETCマイレージサービスや休日割引、深夜割引、平日朝夕割引などのETC割引サービスを受けられるので、ETCカードに年会費のかかるカード会社よりもお得です。
審査について
申し込み資格
オリコビジネスカードスタンダードの申し込み資格は、オリコの公式サイトによると「法人さま」とだけ記載があり、特に大企業であることや会社設立から年々目という基準はないようです。
一般的な法人カードの審査基準
一般的な法人クレジットカードの審査基準を説明しておきますと、設立から3年以上が経っており、2期連測黒字決済の企業であれば難なく審査に通るとされています。
ただ、これはオリコが定める基準というわけでもないので、設立2年以下や起業したばかりの法人も審査に通過できる可能性は十分にあります。
付帯サービス
Mastercardビジネスアシスト
オリコビジネスカードスタンダードの会員は、「Mastercardビジネスアシスト」のサービスを受けられます。
Mastercardビジネスアシストでは以下のようなサービス(一例)を受けることができます。
- 会員制ライブラリーの一日無料券
- 日本企業海外進出サポート
- ホテルご優待
クラウド会計ソフトfreee(フリー)がお得に利用可能
オリコビジネスカードスタンダードの会員は、個人事業主、中小企業向けのクラウド型会計ソフトウェア「freee(フリー)」の有料プラン(年額払い)を2ヶ月間分の延長を無料で利用できます。
デメリット
ポイントプログラムが無い
オリコビジネスカードには、クレジットカード利用金額ごとにポイントがたまっていく仕組み、「ポイントプログラム」がありません。
法人用クレジットカードでも、ポイント還元率は低いものの、ポイントプログラムのあるカードもあるので、ポイントをコツコツ貯めていきたいという人にはデメリットに感じるかも知れません。
国際ブランド(カードブランド)がMastercardのみ
クレジットカードにはVisaやJCB、Mastercardといった「国際ブランド」というものが存在し、各加盟店舗でしかカード払いができないようになっています。
VisaとMastercardのいずれか1枚を持っていれば日本国内だけでなく、海外でも幅広くカード払い対応店舗はあるのですが、中にはMastercardに対応していない店舗もあるので、選択肢がMastercardしかないのはデメリットと感じる人もいるでしょう。
返済について
オリコビジネスカードスタンダードの返済方法は、1回払い、分割払い、据置一括払いの中から利用のたびに選べます。
返済日については、カード利用した月の利用分が翌月27日に口座自動振替によって引き落とされるようになっており、27日が土日や祝日の場合は翌営業日の支払いになります。