クレジットカードの利用シーンとして最も多いのがAmazonや楽天市場などのネットショッピングです。
クレジットカードの中にはネットショッピングの利用で通常より多くのポイントがたまるカードがあるので、賢く利用すると還元率もアップできます。
そこで今回は、ネットショッピングでポイントがたまりやすいことで人気の「オリコカードザポイント」と「楽天カード」、「Amazon Mastercard」の3枚のカードを徹底比較しました。
目次
オリコカードザポイントの特徴
Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)
カードの特徴
オリコが運営するネットショッピングサイト「オリコモール」でカード利用することでAmazon.co.jpや楽天市場でもポイント高還元率になるカード。最大17.5%!
発行会社 | オリエントコーポレーション | ポイント還元率 | 1.0%(入会から6か月間は2.0%) |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 付帯保険 | なし |
電子マネー | iD、QuicPay(ApplePay利用可能) | ポイント | オリコポイント |
オリコカードザポイントとは、オリコが発行しているポイント還元率が常に1.0%以上という高還元率カードです。
年会費は永年無料、入会後6か月間は通常ポイント還元率が2倍の2.0%にアップします。
オリコモールというポイントサイトを経由してネットショッピングを利用すると、ポイント還元率は最大17.5%に。
例えば、オリコモールを経由してAmazonやYahoo!で買い物をした場合の還元率は2.0%となり、楽天市場なら2.0%~最大15.5%となるためお得です。
入会後6か月間であればさらに1.0%上乗せもできます。
シンプルな黒のカードデザインでどこに出しても恥ずかしくなく、世界シェアNo.2のMastercardブランドなので海外でも利用可能です。
発行までの日数は最短8営業日(オンライン申込の場合)となっています。
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楽天カードの特徴
楽天カード
カードの特徴
新規入会&利用で5,000円分のポイントプレゼントキャンペーン中!通常ポイント還元率が高いうえに、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスでポイントがたまりやすい。
通常ポイント還元率は1.0%、楽天関連のサービスに強いのが特徴で、楽天トラベルでいつでもポイント2倍・楽天市場で最大3倍・飲食店などRakoo加盟店で2倍・コナカやアリさんマークの引越社など街の加盟店では最大3倍に。※特典進呈には上限や条件があります。
不正利用対策や楽天市場の商品未着補償などが付き安心して持てるカードです。
国際ブランドにアメリカン・エキスプレス(アメックス)が加わり、JCBならディズニー・デザインのカードが選べ、JCBとMastercardなら楽天イーグルスデザイン・FCバルセロナデザイン・お買いものパンダデザインも選べます。
発行までの日数は約一週間です。
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Amazon Mastercardの特徴
Amazon Mastercard
カードの特徴
三井住友カード株式会社が発行するAmazon.co.jpでのショッピングがポイント還元率1.5倍になるお得なカード。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高200万円 |
電子マネー | Applepay、Googlepay | ポイント | Amazonポイント |
Amazon Mastercardとは、三井住友カードが発行するAmazonのネットショッピングがお得になるクレジットカードです。
年会費初年度無料・翌年度以降も前年度に一度以上のショッピング利用があれば無料に。
通常ポイント還元率は1.0%・Amazonでの還元率は有料の「Amazon Prime」会員と非会員で異なり、会員の場合は2.0%・非会員の場合は1.5%となります。
ポイントはAmazonのアカウントに付くので、交換忘れの心配もなく手間もかかりません。
即時審査に対応していて、満20歳以上・9時~19時の申し込み・指定金融機関を支払い口座に設定という条件を満たすと3分程度でテンポラリーカードという番号のみの仮カードが発行されるので、その日のうちからAmazonで買い物ができます。
正式なカードの発行までの日数は最短3営業日です。
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ポイント還元率の比較
ここでは、オリコカードザポイント・楽天カード・Amazon Mastercardのポイント還元率を徹底比較していきます。
各カードのポイントのたまり方や、より多くのポイントを獲得するコツも併せてまとめました。
オリコカードザポイント | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
---|---|---|---|
通常ポイント還元率 | 1.0%(入会後6か月は2.0%) | 1.0% | 1.0% |
Amazonでの還元率 | 2.0% | 1.0% | プライム会員は2.0%・非会員は1.5% |
ポイントアップ | オリコモール経由のネット通販は最大17.5% | SPUとの併用で最大43倍 | なし |
通常還元率は同じですが、楽天カードはAmazonで使った場合も1.0%なのに対してオリコとAmazonカードは還元率がアップするのが特徴です。
オリコカードザポイントのポイントのたまり方
オリコカードザポイントの通常ポイント還元率は1.0%(入会後6か月間は2.0%)、毎月の利用金額を合算した金額に対して、税込100円につき1ポイント(=1円相当)がたまるカードです。
ポイントの交換先は豊富にあり、AmazonやiTunesのオンラインクーポンに交換した場合は1ポイント1円の価値となりますが、UCギフトカードへの交換は5,000円分で5,500ポイントが必要となるので注意しましょう。
オリコカードザポイントはオリコモールのサイトを経由するだけで還元率がアップするショップが約600と圧倒的に多い点が最大のメリットです。
600店の中にはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった人気ショップも含まれていて、最大17.5%(オリコモール利用分最大15.0%+入会後6か月間2.0%+特別加算0.5%の合計)という驚異の高還元率を実現しています。
楽天カードは楽天トラベルが2.0%・楽天市場が最大3.0%ですが、オリコカードザポイントでオリコモールを利用した場合、楽天トラベルは2.0%~、楽天市場は最大16.5倍に加えて、楽天のアカウントに楽天ポイントもたまりお得です。
楽天カードのポイントのたまり方
楽天カードの通常ポイント還元率は1.0%で、毎月の利用金額を合算した金額に対して、税込100円につき1ポイント(=1円相当)がたまります。
ポイントの交換先(使い道)は、楽天関係のサービスや、マクドナルドや出光、大丸などの街のお店で利用したり、楽天EdyやANAマイルへの交換が可能です。
楽天関係のサービスや街のお店、楽天Edyへの交換では1ポイントを1円として使えますが、ANAマイルへ交換する場合は2ポイントが1マイルとなり、1マイルの価値はマイルの交換先によって1.5円~4円程度と開きがあるので注意しましょう。
楽天カードのポイント還元率をアップさせる方法は「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の利用です。
楽天市場で楽天カードを使うと、最大3.0%還元(カード利用分ポイント1.0%+楽天市場利用の期間限定ポイント1.0%+通常ポイント1.0%)となり、楽天市場アプリで買い物をすると+1倍となるほか、SPUを組み合わせると以下のようにポイントがアップします。
- 5の倍数の日に楽天カード決済で+17倍(通常2倍)
- 楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナの勝利翌日は最大+18倍(通常最大3倍)
- お買い物マラソン楽天スーパーSALEで最大+43倍(通常最大28倍)
SPUを利用しない場合の楽天市場での還元率は3.0%止まりなので、最大43倍ものポイントを獲得できるSPUを利用しない手はありません。
Amazon Mastercardのポイントのたまり方
Amazon Mastercardの通常ポイント還元率は1.0%ですが、Amazonでの利用はプライム会員(有料)なら2.0%・プライム非会員なら1.5%となります。
ポイントはAmazonのアカウントにたまり、1ポイントを1円としてAmazonで利用可能です。
たまったポイントをAmazonで使う際に、ギフト券やAmazonコイン、kindle本を除くデジタルコンテンツには使えません。
三井住友カードには「ポイントUPモール」というポイントサイトがありますが、Amazon MastercardはAmazonのポイントがたまる独自のカードなので対象外となり、カード利用でたまるポイントをアップさせる方法はありません。
年会費の比較
クレジットカードを持つ上で気になるのが年会費です。
カードによっては持っているだけで維持費が発生する場合があり、年会費がかかるカードだとポイントで元を取れないこともあるため注意しましょう。
オリコカードザポイント | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
ETCカード年会費 | 無料 | 通常税込550円 | 初年度無料・2年目以降通常税込550円(※前年にカード利用があれば無料) |
家族カード年会費 | 無料 | 無料 | 発行不可 |
オリコと楽天はどちらも永年無料ですが、Amazonカードは2年目以降に年会費が発生する場合があるため気を付けましょう。
オリコカードザポイントの年会費
オリコカードザポイントの年会費は永年無料、ETCカードや家族カードの年会費や発行手数料も無料となっています。
カード自体の年会費が無料でもETCや家族カードなど追加カードの年会費は有料というカードもある中、オリコカードザポイントは全てのカードが無料で持てる点がメリットです。
もちろん、ETCカードや家族カードでもポイントがたまります。
楽天カードの年会費
楽天カードは、クレジットカードと家族カードは年会費永年無料ですが、ETCカードは税込550円の年会費が発生する点に要注意です。
ETCカードの年会費を無料にするには、楽天サービスの利用状況に応じて会員ランクが決まる「楽天PointClub」のダイヤモンド会員またはプラチナ会員になるか、ゴールドカード以上の上位カードを持つしかありません。
Amazon Mastercardの年会費
Amazon Mastercardは入会費無料。年会費は永年無料無料となっています。
Amazonの利用で2.0%還元になる「Amazon Prime」の年会費は4,500円で、500円の月額プランもあります。カードの年会費はかからなくても、プライム会員費はかかるイメージです。Amazonでの買い物が多ければポイント還元率も高いのでメリットは大きいです。
ETCカードの年会費は初年度無料・2年目以降は通常税込550円ですが、前年にETC利用があれば無料となります。
なお、Amazon Mastercardでは家族カードを発行できません。
選べる国際ブランドの比較
クレジットカードの国際ブランドによる大きな違いは「加盟店の数」です。
加盟店数の多いカードを選ぶと、国内はもちろん海外旅行の際にも旅先で便利にショッピングやキャッシングができます。
もし、すでに別のクレジットカードを持っているなら2枚目のカードは異なる国際ブランドを選ぶのがおすすめです。
オリコカードザポイント | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
---|---|---|---|
国際ブランド | Mastercard・JCB | Visa・Mastercard・JCB・American Express | Mastercard |
この中で最も国際ブランドの選択肢が多いのは楽天カードとなり、次いでオリコの2種類、AmazonはMastercardのみとなっています。
オリコカードザポイントは「JCB」と「Mastercard」の2種類
オリコカードザポイントの国際ブランドは「JCB」と「Mastercard」の2種類から選択可能となっています。
JCBは日本国内唯一の国際ブランドのため国内での加盟店数が多く、Mastercardなら世界No.2のシェアを誇っているため海外でも使い勝手が良いでしょう。
楽天カードは「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」の4種類
楽天カードの国際ブランドは「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」の4種類です。
Visaは世界シェアNo.1で加盟店数が最も多く、American Express(アメックス)はステータス性の高さで人気があります。
特徴の項目で解説したように、国際ブランドによって選択できるカードデザインが異なるので注意しましょう。
Amazon Mastercardは「Mastercard」のみ
Amazon Mastercardの国際ブランドは「Mastercard」のみとなっていて、他の国際ブランドを選ぶことはできません。
しかし、Mastercardは世界の210以上の国や地域で利用できるので不便を感じることはないでしょう。
電子マネーの比較
コンビニや飲食店など、今や身近なお店の多くで電子マネーが使えるようになっています。
電子マネー機能が搭載されているクレジットカードなら、小銭いらずで買い物ができるためお出かけの際に便利です。
オリコカードザポイント | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
---|---|---|---|
電子マネー | iD・QUICPay | 楽天Edy | iD(Apple Pay) |
3つのカードの中で唯一オリコは2種類の電子マネーに対応しています。
iDやQUICPayはApple Payも利用可能です。
オリコカードザポイントは「iD」と「QUICPay」の2種類が利用可能
オリコカードザポイントには「iD」と「QUICPay」という2種類の電子マネーが搭載されています。
どちらもチャージ不要の後払いで、Apple Payとおサイフケータイのスマホ決済にも対応。
紛失・盗難補償も付帯しているので安心して使えます。
2種類の電子マネーが搭載されているため、利用できる店舗がその分増える点も魅力です。
楽天カードは楽天Edyが利用可能
楽天カードでは電子マネーの「楽天Edy」が利用可能です。
楽天カードで楽天Edyにチャージすると200円(税込)のチャージにつき1ポイントがたまり、楽天Edyの支払いでも税込200円(税込)ごとに1ポイントがたまります。
楽天カードで楽天Edyを利用する際にはチャージが必要なので残高不足には注意しましょう。
申し込みと設定は必要となりますが、ローソンやファミリーマートなどの対象店舗で買い物をする際にはオートチャージも利用できます。
Amazon MastercardはiD専用カードとApple Payが使える
Amazon Mastercardは「iD専用カード」と「Apple Pay」が使えます。
iD専用カードとは、iDの機能だけを搭載した専用のカードで、利用時にはカードを端末にかざして決済を行います。
Amazon MastercardはApple Payの支払い用カードとしても設定できるので、iDマークのある場所でiPhoneを使った決済も可能です。
付帯保険の比較
クレジットカードに旅行保険が付いていると、旅行の度に保険に加入する必要もなく手厚い補償が受けられるのがメリットです。
カードによって保険が適用される条件が異なる点には注意しましょう。
例えば「自動付帯」の保険であればカードの利用を問わず補償が受けられますが、「利用付帯」の保険は事前に旅費などをカード払いにしていなければ補償が受けられません。
オリコカードザポイント | 楽天カード | Amazon Mastercard | |
---|---|---|---|
付帯保険 | なし | 海外旅行傷害保険(利用付帯・最高2,000万円) | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) ショッピング保険最高200万円 |
3つのカードの中で旅行保険が付帯しているのは楽天のみ、ショッピング補償があるのはAmazonのみという結果になりました。
オリコカードザポイントは旅行保険が付帯していない
オリコカードザポイントは旅行保険が付帯していないのが唯一の弱点です。
旅行保険が必要であれば、旅行保険が付いた別のクレジットカードをもう一枚持つか、別のクレジットカードを選ぶしかありません。
楽天カードは「利用付帯」の海外旅行保険付き
楽天カードは、日本を出国する前に「自宅から空港までの交通費」または「海外旅行代金」を楽天カードで決済すると、最高2,000万円補償(傷害死亡・後遺障害)の海外旅行傷害保険が付きます。
「出国前」の決済が対象となり、出国後やマイカー・レンタカーの利用は対象外となる点には要注意です。
Amazon Mastercardは国内旅行保険無し
Amazon Mastercardには国内旅行傷害保険は付帯しておらず、ショッピング補償と海外旅行傷害保険のみです。
ショッピング補償とは、海外利用分と国内でのリボ払い・3回以上の分割払いが対象となる動産総合保険で、カード払いで購入した商品が盗難に遭ったり破損した際などに年間200万円まで補償があります。
デメリットを比較
クレジットカードを選ぶ際にはカードごとのデメリットを知っておく必要があります。
カードを発行してから後悔しないために、各カードのデメリットを徹底比較してまとめました。
オリコカードザポイントのデメリット
オリコモールを経由するのが手間
楽天カードの場合は楽天市場、Amazon Mastercardの場合はAmazonで直接買い物をすれば通常より多くのポイントがたまりますが、オリコカードザポイントでポイントをアップさせるためには「オリコモール」を経由しなければいけません。
欲しい商品が決まっていればさほど手間はかかりませんが、各ショップを見てから商品を決めたい場合は面倒だと感じることもあるでしょう。
ポイントの交換が面倒
楽天カードであれば楽天のサービスや街のお店、Amazon MastercardはAmazonで買い物をする際にポイントを消費できるのでポイント交換の手間を省けますが、オリコカードザポイントの場合は交換の必要があります。
オンラインクーポンやポイント移行など交換先は豊富ですが、ポイントを交換しないとうっかり失効してしまう恐れもあるので気を付けましょう。
旅行保険が付帯していない
前述の通り、オリコカードザポイントには旅行保険が付帯していません。
ただし、年会費無料カードに付帯している保険のほとんどは「利用付帯」の海外旅行傷害保険のため、海外に行く機会の少ない方にとってはさほど影響はないという考え方もできます。
ゴールドカードになると保険は付きますが、その代わり年会費が発生します。
ポイント有効期限がやや短い
オリコカードザポイントでたまるオリコポイントの有効期限は、ポイント獲得月を含めて12か月後の月末となっています。
カードによっては2年程度の有効期限が設けられているケースもある中、オリコポイントは有効期限がやや短く、延長もできない点はデメリットです。
ただし、ポイントがたまりやすいカードなので、交換に必要な最低ポイント数である500ポイントを貯めるのは難しくないでしょう。
楽天カードのデメリット
楽天以外では還元率がアップしない
楽天カードは楽天でお得になる一方で、裏を返せば楽天以外ではメリットの少ないカードということにもなります。
例えば、楽天市場で買い物をする機会が多ければSPUとの組み合わせで3.0%以上の還元率にもなりますが、Amazonでしか買い物をしないという場合には通常の1.0%しかポイントが付きません。
Amazonで買い物をするのであれば、オリコカードザポイントやAmazon Mastercardの方がお得です。
期間限定ポイントは有効期限が短い
楽天カードでたまるポイントは「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があり、それぞれ有効期限が異なります。
通常ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間となり、ポイントの獲得で期限は延長されますが、期間限定ポイントの有効期限は個別に設定されていて短いため注意が必要です。
例えば、カードの新規入会&ご利用キャンペーンでもらえるポイントや、楽天市場の利用でアップするポイントにはこの期間限定ポイントが含まれています。
利用明細の発行は有料
楽天カードは利用明細の郵送を希望すると、発行費用として税込84円がかかってしまいます。
インターネットやスマホアプリで明細が確認できる「WEB明細サービス」に切り替えると無料になりますが、口座振替の登録が確認できないと郵送となってしまうので注意が必要です。
広告メール(メルマガ)が頻繁に届く
楽天カードに入会すると、楽天からの広告メール(メルマガ)が頻繁に届くのもデメリットです。
対策としては、広告メールの配信解除を行ったり、ドメイン指定で「rakuten.co.jp」を普段使わないフォルダに振り分けるように設定をするなどの方法があります。
すべてのメールを拒否してしまうと重要なメールを見落とす恐れもあるため、あまりおすすめはできません。
Amazon Mastercardのデメリット
ポイントがあまりお得にならない
Amazonという名前の付くカードですが、Amazonで使った場合の還元率は有料のプライム会員でもオリコカードザポイントと同じ2.0%止まりです。
プライム非会員の場合は1.5%しか付かないので、これならオリコモール経由のネットショッピングならAmazon以外でも還元率をアップさせられるオリコカードザポイントの方がお得でしょう。
限度額が最高80万円とやや物足りない
Amazon Mastercardの限度額は最高80万円となっているため、高額な出費がある月はやや物足りなく感じる恐れもあります。
楽天カードの限度額は最高100万円、オリコカードザポイントにいたっては最高300万円となっているため、公共料金の支払いや毎日のショッピングに利用するメインカードとしてもより余裕をもって使えるでしょう。
新規入会&ご利用キャンペーンが少ない
楽天カードやオリコカードザポイントと比較すると、Amazon Mastercardは新規入会&ご利用キャンペーンが少なく、内容もやや劣ります。
現在実施されているキャンペーンは、エントリー不要で新規入会時にAmazonポイントが2,000ポイントもらえるというものですが、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」の申し込みと利用が条件となっていて、リボ払いを利用すると手数料がかかってしまうので要注意です。
リボ払いは15%程度の金利手数料が発生し、返済が長期化しやすいため使わない方が良いでしょう。