三井住友カードは安心と信頼のブランドとして根強い人気があります。ネットショッピングやアプリの課金、街中での買い物や旅行の際にも便利なクレジットカードですが、三井住友カードは学生や未成年、無職でも作れるのでしょうか。
今回は三井住友カードの審査対策についてもまとめてみました。
目次
三井住友カードの特徴
三井住友カードは創業50年の歴史があり、世界ナンバーワンのシェアを誇るVISAブランドで5人に1人が持っているほどクレジットカードの中でも人気があります。幅広い年齢層やニーズに合わせて豊富なバリエーションがあり、選べるカードは209種類にも上ります。
カードの紛失時や盗難に備えたサポートサービスや、スキミングや不正利用対策として全てのクレジットカードにICチップを搭載し、24時間体制でカードの利用チェックを行うなど、セキュリティ面も充実しているのが特徴です。
三井住友カードは学生や未成年でも作れる
三井住友カードには様々な種類がありますが、カードによって申し込み条件が異なるため、学生や未成年が作れるカードと作れないカードがあります。
学生や未成年でも申し込み資格のある三井住友カード
女性に嬉しい特典や充実の旅行保険が魅力の「アミティエカード」は満18歳以上の方、年会費が永年無料でVポイントのポイントが3倍貯まる「エブリプラス」は満18歳以上の方、年会費無料(翌年度は条件付きで無料)でサポートが充実した「三井住友カード」と「三井住友カード A」は満18歳以上の方となっていて、未成年や学生でも申し込み資格があります。(高校生は不可)
「三井住友カード」と「三井住友カード A」では満18歳以上で学生の方は在学中の年会費が無料になる「学生カード」が推奨されていて、ここまでが学生や未成年でも作れるカードとなっています。
学生や未成年に申し込み資格がない三井住友カード
インターネット入会で初年度年会費無料となり空港ラウンジサービスや一流旅館やホテルの割引が嬉しい「三井住友カード ゴールド」は満30歳以上で本人に安定継続収入がある方、年会費税込55,000円で空港ラウンジやコンシェルジュサービスが利用でき旅行保険も最高1億円まで補償される「三井住友カード プラチナ」は満30歳以上で本人に安定継続収入がある方となっています。
ゴールドやプラチナでは独自基準の審査が行われます。
18歳から親権者の同意なしで申し込みが可能に
20歳が成人年齢だった時には、18歳、19歳は親権者の同意が必須でした。
しかし、2022年4月1日より成人年齢が18歳に引き下げられた影響で、18歳から親権者の同意なしでクレジットカードを申し込めるようになりました。
同意が必須ではなくなりましたが、リボ払いに気をつけるなど、親などの身近な人にクレジットカードの最低限な知識を聞いておくようにしましょう。
18歳では限度額が低めに設定されるとはいえ、気が付けば数万円分の無駄なお金を支払う可能性もあります。
20歳未満の未成年で働いている人(社会人・フリーター)の場合
未成年でも働いていて収入がある場合は問題なくカードが作れます。社会人と学生では限度額が異なり、学生の未成年者の場合はカード利用の限度額は30万円ですが、社会人の場合は10万円から100万円となっています。
20歳未満の未成年で無職の場合
三井住友カードの「三井住友カード」の入会申し込みページにある職業選択欄には「無職(年金やパート・アルバイトで収入のある方を除く)」という項目があるため、実質的にカードの申し込み自体はできるようになっています。
ただし、一人暮らしで世帯収入もない場合や預貯金額が少ない場合、カード発行は難しいと思われます。また、過去に分割払いにしている携帯料金を滞納した事があるなど、クレジットヒストリー(クレヒス)に問題があり、ブラックリスト入りしているケースも同様に審査をクリアするのは厳しいでしょう。
未成年や学生でも作れる三井住友カードの中でおすすめは?
三井住友カード
三井住友カード
カードの特徴
世界シェアNo.1のVISAブランド。初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できるセキュリティ性が高い「銀行系カード」のジャンルに入る。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料(2年目以降 税込1,375円) | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
発行会社は三井住友カード株式会社で、優れたブランド力が魅力のクレジットカードです。
セキュリティに関しても、早くからICチップ搭載のカード発行・不正利用の探知システムの採用など積極的に展開しています。
200円(税込)につき1ポイントが付与されるので、還元率は0.5%となっています。
ポイントの貯めやすさに関しても、「ポイントUPモール」というサイトを経由してネットショッピングをすることで最大20倍の還元率になり、「ココイコ!」というサイトでエントリーしてから対象のお店でショッピングをするとキャッシュバックやポイント還元率UPといった特典を受けることも可能です。
海外に行くのなら三井住友カード Aがおすすめ
三井住友カード A
カードの特徴
世界シェアNo.1のVISAブランドの国内・海外旅行保険が付帯したカード。学生限定で卒業予定年まで年会費275円(税込)
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料(2年目以降1,500円+税) 【学生】初年度無料(2年目以降250円+税) |
付帯保険 | 最高2,500万円(自動付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
旅行や留学などで海外に行く機会がある方には「三井住友カード A(学生)」がおすすめです。よく似たカードとして「三井住友カード(学生)」がありますが、両者の違いは年会費と旅行傷害保険の付帯条件です。
「三井住友カード(学生)」の場合、在学中の年会費と家族会員の年会費が無料で、旅費などのクレジット決済により最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いてきます(利用付帯)。それに対して「三井住友カード A(学生)」は、初年度年会費は無料で翌年度以降は卒業予定の年まで税込275円の年会費がかかり、家族会員も初年度年会費無料、翌年度以降は税込138円(3回以上の利用で無料)です。
最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険が付いていて、クレジット決済による利用付帯に加えて、カードの利用有無に関わらず補償される自動付帯も付いているのが強みです。どちらのカードもショッピング補償があり、電子マネーにも対応。カードの利用可能枠の総枠は30万円となっています。