「クレジットカードを作りたいと思ってるけど、何を基準に選んだら良いか分からない!」という学生の方も多いと思います。
このページでは、収入のない学生でもクレジットカードは作れるの?という点から、クレジットカードを選ぶ基準や注意点を解説します。
クレジットカードは学生でも作れる
クレジットカードは収入がなければ作れないのでは?と考える学生の方も多いと思いますが、高校生ではなく18歳を超えていれば、アルバイトなどの収入がなくてもクレジットカードは作ることが可能です。
というのも、クレジットカード会社からすれば、若いうちに自社のカードを作ってもらうことを目的に、大学生や専門学生などの若い方に向けて審査難易度を下げたり、学生に限り機能面を優遇する「学生向けクレジットカード」を用意したりしています。
審査が通りやすいのは年齢が若い時、固定収入が多い人、信用情報に傷がついていない人などです。逆に、ある程度年齢を重ねてもクレジットカードを持ったことがない(一度も作ったことがない)人だと、クレジットカードや各種ローンの審査に通り辛くなってしまうので、クレジットカードを持ちたいならば、若いうちにカードを作っておくと良いでしょう。
学生のクレジットカードの選び方
ここからは、学生の方がどんな基準でクレジットカードを選べばいいのかについて解説していきます。
学生向けクレジットカードはポイントや年会費が優遇されている
カード会社は、若いうちに自社のカードを作らせておきたいと考えているため、各種機能が充実した「学生向けクレジットカード」や「年齢制限のあるカード」を作っています。
これらのカードは通常よりもたくさんのポイントが貯まったり、年会費が有料のカードのところ在学中に限り無料になったりといった特典があるのでおすすめです。
学生向けクレジットカード、年齢制限のあるクレジットカードには以下表のようなカードがあります。
カード名 | 通常還元率 | 年会費 | 概要 |
---|---|---|---|
三井住友カード(学生) | 0.5% | 在学中無料 | 三井住友カードのベーシックなカード |
三井住友カード A(学生) | 0.5% | 在学中 税込275円 | 海外旅行保険が自動付帯の三井住友カード |
三井住友カード アミティエ(学生) | 0.5% | 在学中無料 | 女性向けカード |
JCB CARD W | 1.0% | 無料 | 18歳~39歳限定カード |
JCB CARD EXTAGE | 0.5% | 無料 | 18歳~29歳限定カード |
JALカード navi(学生専用) | 1.0% | 無料 | JALマイルを効率的に貯められる学生専用カード |
ANA JCBカード<学生用> | 1.0% | 在学中無料 | ANA マイルを効率的に貯められる学生専用カード |
ANA VISAカード<学生用> | 0.5% | 在学中無料 | ANA マイルを効率的に貯められる学生専用カード |
学生専用ライフカード | 0.5% | 無料 | 海外旅行保険付帯、海外利用時5%キャッシュバック |
AOYAMAカード(学生専用) | 1.0% | 税込1,375円(初年度無料) | 洋服の青山でいつでも20%OFF |
楽天カードアカデミー | 1.0% | 無料 | 学生限定のポイント特典がある楽天カード |
MUFGイニシャルカード | 0.49% | 在学中無料 | 18歳~29歳限定カード |
ポイントやマイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶ
クレジットカードを使ってショッピングをすると、カード利用額に応じたポイントやマイルが貯まり、貯まったポイントはTポイントや楽天ポイント、Amazonギフトコードといった他社で使えるポイントやギフト券などと交換ができます。この、カード利用をした際に貯まるポイントは、他社のポイントや商品と交換した場合にいくら分に相当するのかを表した割合のことを「ポイント還元率」と言います。
ポイント還元率は0.5%が一般的には多く、1.0%以上のカードだとポイントが貯まりやすい「高還元率カード」と言われています。1.0%以上のカードは、楽天カードや三井住友カード、JCB CARD Wがあり、1.2%のリクルートカード、1.25%のREX CARDもあります。
還元率2.0%のカードとしてMOBAGE CARD(モバゲーカード)がありますが、こちらは貯めたポイントはモバゲー内でしか使えない「モバコイン」なので注意してください。同様に、せっかく貯めたポイントでも使い道が限られているカードには注意しましょう。
よく利用するお店で割引などの優待が受けられるカードを選ぶ
クレジットカードのほとんどは、特定のお店(特約店)で割引や獲得ポイント増加などの優待特典を受けることが可能なので、自分がよく利用するお店やサービスでお得になるクレジットカードを選ぶようにしましょう。
例えば、イオンやダイエー、マックスバリュといったイオングループでポイントが2倍になる他、20日、30日に5%OFFの特典を受けられる「イオンカード」や、年に4回マルイで10%OFFの優待特典が受けられる「エポスカード」が有名です。
カード名 | 優待特典例 |
---|---|
イオンカード | ・イオングループ各店でポイント2倍 ・イオングループ各店で20日、30日は5%OFF |
セゾンカード | ・西友・リヴィンで毎月第1、第3土曜日は5%OFF |
エポスカード | ・マルイで年に4回10%OFF ・SHIDAXやBIGECHOでカラオケルーム料金30%OFF ・タイムズカーレンタル15%OFF |
dカード | ・ローソン、ノジマで3%OFF ・ポイントUPモール経由のネットショッピングでポイント最大10.5倍 |
三井住友カード | ・ポイントUPモール経由のネットショッピングでポイント最大20倍 ・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイント5倍 |
JCBカード | ・Oki Doki ランド経由のネットショッピングでポイント最大20倍 ・セブンイレブンでポイント3倍 |
年会費無料(安い)カードを選ぶ
クレジットカードは発行から一年が経過すると年会費が発生するカードがあります。年会費が上がるにつれてカードの特典や付帯保険も豪華になっていきますが、持っているだけで維持費がかかるので余計なコストをかけたくないなら年会費無料カードを選ぶと良いでしょう。
学生の場合は通常年会費がかかるカードでも優待されて無料になっていることが多いですが、卒業後に自動的に年会費有料カードに切り替わる場合もあるので、卒業後に年会費がかかるカードなのかを申し込み前に調査しておきましょう。もし、卒業後は有料になるならば、その時に解約して他のカードに乗り換えるのも一つの手です。
海外旅行保険が付いたカードを選ぶ
クレジットカードによっては海外旅行保険や国内旅行保険が付いた(付帯した)カードがあります。学生の方は留学や卒業旅行などで海外に行く機会があると思いますが、海外では日本と違って救急車を呼ぶだけでもお金が必要ですし医療費も高額なので、なるべく保険が充実したカードを選びましょう。
旅行保険は、カードを保有しているだけで保険が適用される「自動付帯」の場合と、交通費やツアー費をカード払いしないと保険が適用されない「利用付帯」のカードがありますが、できれば利用付帯のカードで旅費を払い、自動付帯のカードをサブカードとして持っておくと補償が合算できます。
保険が付帯したクレジットカードを持つと保険料などがかかるのか心配な方もいますが、カードの年会費以外に維持費はかかりません。
国際ブランドで選ぶ
国内で発行できるクレジットカードには、VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、JCB(ジェーシービー)、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、銀聯(ぎんれん)という6つの「国際ブランド」があります。選ぶ国際ブランドによっては、お店が提携しておらず、カード利用ができない場合がありますが、国内ではVISA、MasterCard、JCBであればほとんど差はなく利用できます。
海外では加盟店舗数が並んで世界1位のVISAかMasterCardを選ぶのがおすすめです。(海外に行くのであれば1枚ずつ作っておくのがおすすめ)
カードデザインで選ぶ
クレジットカードには、アイドルや歌手、アニメ、ゲームのキャラクターを券面デザインに採用したカードがあり、特別な発行手数料もかからず年会費無料なものも多いので、カードの機能は度外視してデザイン重視で作る人もいます。例えばディズニーデザインのカードだと、イオンカード、楽天カード、JALカード、JCBカード、MUFGカード、JTB旅カードで発行できます。
ただ、アニメやゲームなどのデザイン系カードは、すべての支払いが分割になる「リボ払い専用カード」になっていることがあり、支払いに高額な手数料が取られる可能性もあるのでデザインカードの利用をする際には注意しましょう。リボ払い専用カードであれば、決して手を出さないようにしてください。
クレジットカードを選ぶ上での注意点
ここまで、メリット面を見てクレジットカードを選ぼう、と解説してきましたが申し込む前に注意した方が良い点についてもまとめました。
リボ払いに注意!
申し込むクレジットカードによっては「リボ払い専用カード」のことがあるので注意してください。
リボ払いとは、毎月の支払い金額を自分で設定できる支払い方法です。設定した金額を超えた分は強制的に翌月の支払いに繰り越され、繰り越された分だけリボ払い手数料が加算されていくので、気が付くと多額の借金を抱えてしまっていた!という話も少なくありません。リボ払い専用カードであれば、決して手を出さないようにしてください。借金地獄への落とし穴です。
■リボ払い専用カード例
- DCカード「Jizile(ジザイル)」
- 三井住友カード「エブリプラス」
- オリコカード「Orico Card THE POINT UPty」
- アコム「ACマスターカード」
- JCB「JCB EIT」
- ポケットカード「ファミマTカード」
- ポケットカード「P-one Wiz」
- UCカード「FreeBO」
- ジャックス「R-styleカード」
- 三井住友カード「初音ミク VISAカード」
また、リボ払い専用カードでなくても、カードの申し込み時にリボ払いとは気づかずに申し込んでしまっていたというケースもあるので、申し込み時に意味の分からない単語がある場合には面倒でも調べてから申し込みましょう。
例えば、三井住友カードのリボ払いは「マイ・ペイすリボ」という名前で「リボ」という単語が入っているので気づきやすいですが、au wallet クレジットカードのように「楽Pay」という名前で分かりづらい可能性もあります。
他には「自動リボ」と呼ばれるものです。返済方法の初期設定にリボ払いになっている場合がありますので、非常に注意が必要です。
カードを選ぶ時は必ずデメリットも調べよう
クレジットカードを選ぶ際は必ずデメリット面も調べてからクレジットカードに申し込むようにしましょう。
見逃しがちなクレジットカードのデメリットとして考えられるものは、以下があります。
- ポイント還元率が低い
- ポイント有効期限が短い
- 初月のみ年会費無料や条件付きで年会費無料
- ETCカードの発行手数料や年会費がかかる
- リボ払い専用カード
- 審査が厳しい
例えば、年会費永年無料でポイントが貯まりやすい人気のカード「楽天カード」はETCカードを発行した場合、年会費500円+税がかかってしまいます。クレジットカードを作ってからも余計な費用をかけたくないという人は、デメリット面も検索して調べてみましょう。
編集部おすすめ!学生におすすめのクレジットカード
これまでクレジットカードを持ったことがない学生の方でも安心して利用できる、「クレジットカードの知恵袋」編集部おすすめのクレジットカードを紹介します。
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
カードの特徴
年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯、海外でのカード利用分が5%キャッシュバックと、留学や卒業旅行などで海外に行く学生におすすめのカード
海外ショッピングで5%キャッシュバック
学生専用ライフカード独自の特典として、海外ショッピング利用分の5%がキャッシュバックとなりお得です。事前申し込みを行い、海外でショッピングをすると5%(年間上限50,000円)のキャッシュバックが受けられます。
例えば、10万円分カードを利用した場合は5,000円のキャッシュバックとなる計算です。
海外旅行傷害保険が自動付帯
学生専用ライフカードは海外旅行傷害保険が「自動付帯」です。
自動付帯の保険とは、カードの利用条件がなく持っているだけで適用となる保険で、最高2,000万円まで補償が受けられるので、海外留学や卒業旅行でケガをしたり病気になったりした際にも安心です。
レジャー施設やホテル・旅行など豊富な優待特典
友達とのレジャーや旅行がお得に楽しめると嬉しいですよね。そんな時もライフカードがあれば、カード払いやカードの提示で優待サービスを受けることができます。例えばホテルなら、カードの提示で10%~30%の割引を受けることができ、レジャー施設でも入園料などの料金割引がありお得です。
また、ライフカード会員なら、お得に国内旅行・海外旅行ができます。旅行サービス「リロの旅デスク」は国内・海外ツアーが最大8%オフとなり、ANAスカイホリデーなら旅行代金が5%オフ、ANAハローツアーなら旅行代金が3%オフに。
近畿日本ツーリストが取り扱う国内・海外旅行のプランなら、ネットで検索して空き照会や予約ができる「Travel Gate」というサービスもあります。
三井住友カード
三井住友カード
カードの特徴
世界シェアNo.1のVISAブランド。国内の5人に1人が保有しているメジャーなカード。銀行系カードなのでセキュリティが高く初めてクレジットカードを持つ人でも安心して利用できる。
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料(2年目以降 税込1,375円) | 付帯保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | iD、PiTaPa、WAON(ApplePay利用可能) | ポイント | Vポイント |
三井住友カードは、世界ナンバーワンシェアを誇るVISAブランドのカードです。全てのカードにICチップを採用するなど不正利用やセキュリティ対策も充実していて万が一の際も安心です。
▼カードの詳細はこちら
社会人になっても使い続けられるステータス性の高い銀行系カード
大学生で初めてクレジットカードを作るなら、社会人になっても使い続けられる「きちんと感」のあるカードがおすすめです。
三井住友カードは信頼と実績があり、ステータス性の高い銀行系カードなので、社会人になった時にも人前で堂々とカードを使うことができます。
「ポイントUPモール」というサイトを経由してネットショッピングをすることで最大20倍の還元率になり、「ココイコ!」というサイトでエントリーしてから対象のお店でショッピングをするとキャッシュバックやポイント還元率UPといった特典を受けることも可能です。
ポイント還元率が通常カードの2倍
三井住友カードのポイント還元率は一般カードの2倍となる1.0%です。入会後3か月間は5倍の2.5%となるため、新生活の準備や旅行でも多くのポイントを貯めることができます。
航空会社のマイルや家電、ギフトカードなどポイントの交換先(使い道)が多い点もメリットです。ポイントUPモール経由のインターネットショッピングなら最大20倍のポイントが貯まります。
国際ブランドは世界シェアNo.1のVISAで海外でも使いやすい
国際ブランドのVISAは世界シェアNo.1で加盟店数も多く、日本でも海外でも使いやすいのが魅力です。
三井住友カードは海外キャッシングにも対応しているため、卒業旅行や留学で海外を訪れた際には街角にあるATMを使って現地通貨を引き出すこともできます。
楽天カード
楽天カード
カードの特徴
楽天が発行する還元率1.0%の定番人気カード。楽天市場がポイント最大3倍になるなど楽天関連のサービスでポイントアップするのが特徴。海外旅行保険が付き、国際ブランドはAmerican Expressを含む4種類から選べる。
すべての世代から圧倒的人気!TV CMでも人気の楽天カード
楽天カードは11年連続で顧客満足度調査ナンバーワンに輝いた人気のカードです。
「今、日本で一番使われているカード」というCMのキャッチコピー通り、当サイトが集計したアンケートでもおすすめのカードとして圧倒的な票を集めました。
楽天カードマンのCMが話題になるだけでなく、年会費永年無料で通常ポイント還元率は1.0%と高還元、貯まったポイントは楽天のサービスのほか、街のお店でも使える点も評判です。
楽天市場でポイント最大3倍!ポイントの貯めやすさと使いやすさが優秀
楽天カードは、楽天関連のサービスで使うと還元率が更にアップするのが特徴です。
例えば、楽天トラベルと楽天Rakoo加盟店は最大2倍・楽天市場と街の加盟店は最大3倍のポイントが貯まります。
貯まった楽天ポイントは、楽天市場・楽天トラベルをはじめとする楽天サービスや、マクドナルド・出光・大丸百貨店・くら寿司といった街のお店でも使え、更に楽天EdyやANAマイルへの交換もできるため、ポイントが使いやすい点もメリットです。
※特典進呈には上限や条件があります。
最高2,000万円補償の海外旅行保険付き
海外旅行保険付きの楽天カードは、大学生の卒業旅行や留学、社会人の一人旅の際にも持っておくと安心です。楽天カードの海外旅行傷害保険は、事前にカードで旅費を支払うと保険が有効になる「利用付帯」の保険で、最高2,000万円まで補償があります。
利用頻度が高いケガや病気の治療費用は各200万円となっていて、年会費無料のクレカの中では比較的充実した補償内容です。
dカード
dカード
カードの特徴
NTTドコモが手がけるクレジットカード。初年度年会費無料・2年目以降も前年にカード利用があれば無料で持てる
通常ポイント還元率1.0%・ローソン・ノジマでは最大5%お得!
dカードの通常ポイント還元率は1.0%で、dポイント加盟店ではカードの提示ポイントとの二重取りができ、dカード特約店では通常ポイントに加えて1.0%以上の特約店ポイントの獲得も可能です。
例えば、ENEOSでは合計1.5%、高島屋では合計2.0%、マツモトキヨシやJTBでは合計3.0%還元となるなど、多くのお店でポイントアップします。コンビニのローソンと家電量販店のノジマでは、2%還元+3%割引で合計5%お得になります。
「dカード ポイントUPモール」を経由してネットショッピングでポイント最大10.5倍
「dカードポイントUPモール」というサイトを経由してネットショッピングをすることで最大10.5倍のポイントを獲得できます。
ポイントUPモールには、Amazon.co.jpや楽天市場、Yahoo!ショッピングをはじめとする大手ネットショッピングサイトの他、一休.comやじゃらんといった旅行サイトなど様々なサイトが揃っているので、ネットで支払いをするサービスの多くでお得にポイントを貯めることができます。
将来的に「dカード GOLD」を作る方にもおすすめ
dカードの上位カードである「dカード GOLD」は、ドコモケータイやドコモ光の利用料金が10%ポイント還元になり、3年間 最高10万円のケータイ補償もついてくるのでドコモユーザーなら是非持っておきたいカードです。
しかし学生だとdカード GOLDは申し込み資格がないため、一般カードの「dカード」を作って遅延なく支払いをしてカード会社の信用を得ることで、卒業後にdカード GOLDにグレードアップしやすくなります。
au wallet クレジットカード
au wallet クレジットカード
カードの特徴
auユーザー限定で持てるクレジットカード。通常ポイント還元率1.0%、au WALLETポイントアップ店の利用で還元率がアップし、貯まったポイントはカードの支払いやauの携帯料金の支払いなど様々な使い道がある。
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどでポイントアップ!
au WALLET クレジットカードは「au WALLETポイントアップ店」を利用すると1.5倍以上のポイントを貯めることが可能です。例えば、セブンイレブン・イトーヨーカドーなどでは1.5%、マツモトキヨシなら2.0%還元に。マツキヨのようにお店独自のポイントサービスがある場合は、ポイントの二重取りもできます。
また、ネットショッピングは「au WALLET クレジットカードポイントアップタウン」を経由すると最大15%のポイントが貯まり、auユーザーなら「auでんき」に加入すると電気料金で最大5%のポイントが貯まるのでお得です。貯まったポイントは、クレカやスマホ代の支払いにも使えます。
海外旅行保険が付帯
海外旅行の際、病気やケガに備えたいという時もau WALLET クレジットカードが便利です。
事前に旅費をカードで支払うと保険が有効になる「利用付帯」で、傷害死亡・後遺障害は最高2,000万円、病気やケガは各200万円まで補償があります。
ホテルのルームキーを壊してしまったなど、個人賠償責任は2,000万円まで補償されるので万が一のトラブルに備えることができ安心です。
スマホアプリでクレカの支払いを管理できる
クレジットカードは使い過ぎが心配という方は「au WALLET アプリ」を使って家計の管理を始めましょう。au WALLET アプリとは、au WALLET クレジットカードの請求予定額や保有ポイントの確認のほか、お買い物履歴をグラフ表示したり、支払い方法の変更も簡単にできたりするアプリです。
例えば、お買い物履歴はジャンルやブランドごとに表示されるため、どこでいくら分使ったかをひと目で確認することができ、無駄遣いを防げます。家計簿は自動的に作成されるので、家計簿をつけたことがないという方や、面倒なことはしたくないという方でもアプリで手軽に支出管理が可能です。
最後に学生の方がクレジットカードを作る時の注意点を3つお伝えします。
第一に、学生のうちは無料でも社会人になったら年会費有料になるケースが多いことに注意してください。社会人になったら、今使っているカードを解約して、他のカードに乗り換えるのも手。学生特典がなくなると、他のカードの方がポイント還元率やサービスが良いものが多いのが実情です。
第二に、クレジットカードを作りすぎると支出が増えたり、家計管理ができなかったりする原因になります。学生のうちはたくさんのカードを作ることはなくても社会人になっても同様に作りすぎは禁物です。ついつい買い物してしまい毎月赤字家計という事例、知らずに年会費がかかっていて家計を圧迫していたという事例は家計相談の場でよく見かけます。
第三に、3回以上の分割払いとリボ払いは絶対に利用しないことです。分割払いは利用残高全体に実質年率12〜15%、リボ払いは15〜18%の金利手数料がかかる仕組み。元金はなかなか減らず、完済までの金利手数料は莫大な額になります。さらに、支払いが終わる時期が見えにくいのも難点です。実は借金地獄に陥る原因は「リボ払い」が圧倒的に多いのです。キャッシングも同様に借金地獄への落とし穴です。
クレジットカードは支払いを遅らせたり、ポイントが貯まったり、支払い履歴が残ったりと便利な面はあるものの、使い方を誤ると大変です。賢く付き合っていくのが大切です。