ファミマTカード
カードの特徴
コンビニのファミマで利用すると、ポイント還元率が最大5倍になり、商品によっては割引も適用される年会費無料のクレジットカード
「ファミマTカード」は、ポケットカード株式会社が株式会社ファミリーマートおよびカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と提携して発行している年会費無料のクレジットカードです。
ここでは、ファミマTカードを利用することで得られるポイントや割引特典、審査やデメリットなどについて説明します。
目次
ポイントの貯まり方・貯め方
まず、ファミマTカードを利用することで貯まるポイントについて説明していきます。
ポイントの基本還元率は0.5%
ファミマTカードは、200円の買い物につきショッピングポイントとしてTポイントを1ポイント貯めることができるため、基本的なポイント還元率は0.5%です。
また、ファミリーマートでのお買い物の際にファミマTカードを使って決済することで、200円につきクレジットポイントを1ポイント貯めることができます。
そのため、ファミリーマートでファミマTカードを利用すると、ショッピングポイントを合わせてポイント還元率1.0%となります。
ファミリーマート以外でももちろん利用は可能で、電気・ガス・水道をはじめとした公共料金や、各種税金、携帯電話などの継続した支払いにも利用可能です。
これらの支払いでもポイントを貯めることもできますが、ファミリーマート以外での利用はクレジットポイントが付与されないので、ポイント還元率は0.5%となります。
貯めたポイントはファミリーマートをはじめ、ENEOS、TSUTAYA、すかいらーくグループなどのTポイント提携先で1ポイント=1円として使うことができます。
Tポイントプラスでさらにポイントを貯められる
「Tポイントプラス」はファミリーマートで対象商品を購入する際にファミマTカードを提示することで、キャンペーンポイントを貯めることができるサービスです。
対象商品のジャンルは飲料、医薬品、日用品など多岐に渡ります。獲得できるキャンペーンポイント数や対象期間は商品によって異なりますが、多いもので200ポイント以上加算されるため、対象商品を購入する場合はお得です。対象商品は10日~1カ月程度で入れ替わるため、定期的にチェックしてみましょう。
ポイントの有効期限は最終利用日から1年
Tポイントの有効期限は最終利用日から1年間です。Tポイントを貯める、使う、交換するなど、何らかの形でファミマTカードを利用すれば常に有効期限が更新されるため、使い勝手のいいポイントです。
しかしポイントの有効期限が過ぎると全てのポイントが失効するため注意が必要です。
ファミマで利用すると様々な商品が割引になる
ファミリーマートでは、「今お得」や「厳選セール」など、期間によって割引が設定されている商品があります。対象商品は期間によって様々で、定期的に入れ替わっていきます。
割引された特別価格から、ファミマTカード会員はさらに安い特別価格で買い物をすることができお得です。
■商品と割引額の例
お弁当・・・特別価格/-50円 ファミマTカード会員/-60円
コーヒー・・・特別価格/-16円 ファミマTカード会員/-26円
洗剤・・・特別会員/-39円 ファミマTカード会員/-49円
他にも様々な商品がありますが、ファミマTカード会員の値引き額が圧倒的にお得です。
キャンペーン以外でもファミリーマートでファミマTカード会員が受けられる様々な特典があり、おでんが全品20%オフ、パスタ全品50円引きなど、期間によって割引される商品は多岐に渡ります。
ファミマTカードの審査について
申し込み資格
ファミマTカードの申し込み資格は、高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能であり、安定した収入のある人、またはその配偶者とされています。
そのため、コンスタントに収入があるアルバイトやパートの方はもちろん、世帯収入のある学生・専業主婦や、年金受給者も年金を収入として審査を行うため、申し込みが可能です。
発行されるまでの期間
ファミマTカードは、審査自体のスピードが遅めであり、発行までには時間がかかってしまいます。
ファミマTカードの申し込み方法は、オンラインからの申し込みと郵送での申し込みの二種類があり、それぞれ発行までの期間が異なります。
オンライン入会の場合は2~3週間程度、郵送の場合は4週間程度がかかります。
郵送だと封書のやりとりをする分、時間がかかってしまいます。
オンライン申し込みの場合の大体のスケジュールですが、申し込みが完了してから、1週間程度で審査結果がメールで届き、その約1週間後にカードが届くという流れになっているので、最短でも2週間はかかります。
ただし、オンライン申し込みの際に、運転免許証番号または運転経歴証明書番号を入力する必要がありますが、免許証の交付を受けていない方や、返納して運転履歴の証明書を申請していないという方の場合だと、別途返信用封筒の到着を待って、健康保険証・パスポートなど本人確認書類のコピーを返送する必要があります。この場合は、申し込みから発行までの期間は郵送申し込みと同じくらいかかると思っておいたほうがいいでしょう。
電子マネーについて
続いて、ファミマTカードで利用できる電子マネーについて説明していきます。
ファミマTカードはApple Payに登録可能
ファミマTカードは、iPhone7に搭載されているApple Payに登録することができます。
Apple Payに登録したクレジットカードは、iDまたはQUIC Payのどちらかとして扱われますが、ファミマTカードの場合はiDとして扱われるため、店頭で利用する際はiDで支払う旨を伝えましょう。
電子マネーiDを利用できる
ファミマTカードを持っていると、電子マネーiDを利用できます。iDはセブンイレブンやローソンなどの主なコンビニや、イトーヨーカドーやイオンなどのスーパー、ガストやマクドナルドなどの飲食店など様々な場所で利用できるため、便利です。
Tマネーを利用できる
ファミマTカードを持っていると、電子マネーのTマネーを利用できます。Tマネーは、ファミリーマートやTSUTAYAをはじめ、ウェルシアや東武ストア、ドラッグユタカなど、Tマネーマークが付いている店舗で利用できます。
ファミマTカードのデメリットはリボ払い専用カード
作成するまで知らなかったという方も多いかもしれませんが、ファミマTカードは実はリボ払い専用のカードです。そのため、たとえレジで一括払いや分割払い、ボーナス払いなどを指定したとしても、リボ払いしかできないカードです。
リボ払いと聞くと、手数料がかかってしまうことから、敬遠されがちな支払い方法ではありますが、実質1回払いにして手数料をかからなくする方法があるのでご紹介します。
店頭支払いコースに設定されている方
支払方法を店頭支払コースに設定している方は、ファミリーマートへ直接足を運んで、Famiポートを利用して手続きをすることができます。
Famiポートで「ファミマTカード会員メニュー」→「ファミマTカードクレジットご利用代金お支払い」を選択し、カードを挿入して暗証番号の入力をすると、支払い金額の選択画面が出てくるので、そこで「全額をお支払い」という項目を選択すると、前月の請求分を全て支払うことができます。
暗証番号が必ず必要になるので、必ず番号を把握した上で手続きをするようにしましょう。
口座引落しコースに設定されている方
支払方法を口座引落しコースに設定している方は、ファミマTカードの会員専用ネットサービスで簡単に手続きすることができます。
ファミマTカードの会員専用ネットサービスにIDとパスワードを入力してログインをした後、左側に表示される「会員メニュー」から、「ずっと全額支払い」を選択し、案内画面にしたがって手続きをすることで、1回払いと同じ支払い方法にすることができます。
ネットでの操作以外による手続きを希望される方は、ファミマTカードサービスデスクに電話で連絡することで手続きが可能です。
携帯電話からは 0570-064-230
営業時間 9:00~21:00
ちなみに、支払い方法の変更については、前月の利用明細が確定した月の25日の21時30分までに手続きを行う必要があります。みずほ信託銀行、あおぞら銀行、商工組合中央金庫、信用組合、信用漁業協同組合連合会、信用漁業協同組合連合会を引き落とし口座に設定している方は締め切り時間が早くなり、その月の19日の21時30分までとなっているので、期日に間に合うように手続きをする必要があります。
また、店頭支払いコースの方はFamiポートでの支払い金額の上限が30万円までと決まっているので、大きな金額の場合には注意が必要です。
なお、一度全額支払いに変更してからもリボ払いに変更することは可能で、全額支払いに変更した時と同じ手順で戻すことができます。
ファミマTカード
カードの特徴
コンビニのファミマで利用すると、ポイント還元率が最大5倍になり、商品によっては割引も適用される年会費無料のクレジットカード