三井住友カード RevoStyle
カードの特徴
世界シェアNo.1のVISAブランド。リボ払い専用カードではあるが、年会費無料で通常カードの3倍のポイント還元率になる
三井住友カード RevoStyleは、三井住友カード株式会社の発行する、年会費は永年無料のクレジットカードです。
リボ払い専用のカードであることが大きな特徴となっていて、基本のポイント還元率は0.5%ですが、リボ払いにすることで手数料が発生した月は、ポイントが3倍となりポイント還元率が1.5%となります。
そのため、あえてリボ払い手数料を発生させてポイント3倍になることを狙っていくカードとなりますが、普通に使ってリボ払い手数料をそのまま発生させていくと、もらえるポイントよりもリボ払い手数料の方が高くなってしまうので、ここでは三井住友カード RevoStyleの特徴と合わせて、リボ払い手数料を少額におさえていく方法についても説明していきます。
目次
Vポイント
三井住友カード RevoStyleは、200円(税込)につきVポイント1ポイントが付与され、1ポイントは1円の価値があるため、ポイント還元率は0.5%となっています。
リボ払い手数料が発生した月はポイントが3倍となり、200円(税込)につきVポイント3ポイントが付与されるので、ポイント還元率は1.5%で、他社の同じリボ払い専用のカードと比較しても、最高水準のポイント還元率となっています。
ポイントアップのシステム
三井住友のVポイントは還元率が高いことでも人気となっておりリボスタイルもポイント還元を受けることが出来ます。
家族会員がいる場合は利用金額とポイントは本会員にまとめられます。ポイント付与月は1回払いの場合は請求月となり、2回払いなど分割やリボ払いの場合は初回の引き落とし月となっています。ポイントアップするサービスは以下の通りです。
▼ポイントサービス▼
- 対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元
- 家族ポイントで最大+5%還元
- Vポイントアッププログラムで最大+5%還元
- ポイントUPモールの利用
- ココイコの利用
- SBI証券の利用
全ての条件を満たすと最大15%還元となります。家族カードや証券の利用などは難しい方もいるかもしれません。ですが、通常利用でも5%~10%の還元は十分見込めます。
Vポイントアッププログラム
Vポイントアッププログラムは対象の店舗での支払い時にタッチ決算を利用することで最大5%還元してくれるプログラム。セブンイレブンやマクドナルドなどは利用する方が多いのではないでしょうか。
家族カードの作成、三井住友の銀行口座や証券口座を利用することでベースのポイントを10%上げることが可能なので合計すると15%還元となります。
銀行口座の利用をお考えの方は「Olive」というVポイント経済圏を作るための三井住友の一括管理システムを利用しましょう。
専用のクレジットカードも発行されます。銀行口座や証券を利用しない場合は三井住友カードNLやリボスタイルだけで十分です。
ポイントの有効期限
三井住友カード RevoStyleで貯められるポイントの有効期限は、2年間と比較的長めです。
せっかく貯めたポイントが、期限切れで失効してしまうのは非常にもったいないので、有効期限内に使いきれるように注意しましょう。
ポイントUPモールの利用でポイントが2倍以上に
三井住友カード株式会社が運営する、ポイントUPモールというポイントアップサイトを経由して、Amazon・LOHACO・楽天市場などでお買い物をすることで、得られるポイントが2倍以上になります。
利用するショップによってポイント倍率は違いますが、中には11倍にもなるショップや、キャンペーンにより付与されるポイントが増額していることもあるため、ネットショッピングをする際には忘れずに経由するようにしたいですね。
リボ払い手数料を少額に抑える方法
毎月のリボ払い金額を利用代金に対してギリギリの金額になるように設定することで、リボ払い手数料を少額に抑えることができます。
例えば、その月の利用代金が20,350円という金額だった場合、リボ払いの金額を20,000円に設定しておけば、リボ払い手数料は350円という部分にのみかかるため、リボ払い手数料を少額に抑えることができます。
ただし、この方法は毎月の利用金額を把握して、その月に合わせてリボ払い金額の設定を変更する必要があるため、手間がかかってしまうということがデメリットになります。
審査について
三井住友カード RevoStyleは、高校生を除く18歳以上であればどなたでも申し込むことができるカードであるため、正社員の方はもちろん、アルバイトやパートの方、学生や主婦の方であっても申し込みをすることができます。
審査難易度
三井住友カード RevoStyleは、申し込み資格も厳しいということはなく、三井住友カードの中では最も取得しやすいカードと言えます。
また、三井住友カードの利用実績があるという方には、非常にカード発行されやすいという傾向にあるため、既にクラッシックカードなど持っているという方にもオススメできるカードです。
しかし、リボ払い専用のクレジットカードであるという特性上、他社のクレジットカードを利用している方で、リボ払いや分割払いを限度額まで利用しているという方は、クレジットカードの利用が制限されるために、発行を見送られることがあります。
その場合は、限度額の半分以上まで減らした上で、新たに申し込みを行うことで比較的審査には通りやすくなります。
発行までの期間
三井住友カード RevoStyleは、審査回答を得るまでに何日も待たされるということはなく、とてもスピーディで、インターネット上から申し込みを行った場合、早ければ数時間、遅くとも翌日までには審査結果を得ることができます。
審査に問題がなければ、最短3営業日でカード発行されるため、申し込みを行ってからカードが手元に届くまでには、1週間から10日前後と見ておけば間違いありません。
電子マネー
三井住友カード RevoStyleは、Applepayに対応しており、登録するとiDとして割り当てられるので、全国のiD加盟店で利用することができ、Vポイントのポイントも貯めていくことができます。
その他、利用できる電子マネーは、iDをクレジットカードと一体型・おサイフケータイ・専用カード発行の3種類から選んで利用することができる他、PiTaPaも利用が可能です。
nanaco・楽天Edy・WAON・SMART ICOCA・へは、チャージ利用が可能ですが、Vポイントのポイント付与の対象にはなりません。
三井住友カードWAONを発行すれば月2回イオンで5%オフ
三井住友カード会員であれば、発行手数料に330円(税込)かかりますが、年会費は無料で三井住友カードWAONを利用することができます。
利用額200円につき1WAONポイントを貯めることができ、毎月20・30日はWAONで支払いをすることで、イオンで5%オフでお買い物をすることができます。
三井住友カードを使ってWAONにチャージした時にポイントはつきませんので、イオングループをよく利用するという方にはあまり向いていない使い方となるため、注意が必要です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで特典を受けられる
三井住友カードは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと協賛しているため、三井住友カードの会員であれば、1日パスポートの「1デイ・スタジオ・パス」を5%オフで購入できるという特典があります。
購入方法は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのWEBチケットストアより、三井住友カード専用ページがあるためそちらから購入するか、割引クーポンをプリントアウトして現地のチケットブースで直接購入することもできます。
デメリットについて
リボ払い金額設定が手間
三井住友カード RevoStyleは、リボ払い手数料を発生させることで、ポイント還元率1.5%と高還元を実現できるカードですが、リボ払い手数料を少額に抑えるため、その月のリボ払い金額をギリギリの金額になるように設定することで、お得に利用できるということを説明しましたが、毎月この設定をするという手間がある点がデメリットとなります。
毎月忘れずに設定をする必要があるので、それが面倒と感じる方にはあまりオススメはできないカードと言えます。
旅行傷害保険が付帯されていない
三井住友カード RevoStyleには、国内・海外どちらも旅行傷害保険が付帯されていません。
特に、海外旅行でクレジットカードの利用を想定されている方は、海外に行った際にもしも医療機関にかかることがあれば、高額な医療費を請求されることがあるため、旅行傷害保険が付帯されていないのはとてもリスクが高いです。
海外旅行傷害保険の付帯されている年会費無料のカードは、他社のカードにもあるので、サブカードとして別途カードを作成することを検討する必要があります。
三井住友カード RevoStyle
カードの特徴
世界シェアNo.1のVISAブランド。リボ払い専用カードではあるが、年会費無料で通常カードの3倍のポイント還元率になる