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SNS時代に医療者ができるアクションの可能性

公開日: : 最終更新日:2014/04/29

1月頭の定期試験も終わり、最近ようやく没頭したいテーマが見えてきた。

2014年をかけて、仲間と共に登ってみたい山。

それは、M-Laboというメディア運営と併せた、政治へのアクションだ。

政治起業家の時代が到来?

2007年にNPO法人フローレンス代表理事・駒崎弘樹さんが『「社会を変える」を仕事にする』という本を執筆された頃から、日本でもソーシャルビジネスという概念が急速に普及した。

医療におけるソーシャルビジネスも徐々に増えてきている。
※研修医の二宮英樹さんが代表を務められているこちらのサイトに、事例がまとめられている。

さて、最近は社会を変えるより効果的なアプローチとして「社会起業家が政治・民主主義を変える」という概念が浸透しつつあるようだ。

この点について、興味深い記事があったので引用したい。

「参加型民主主義」という意味で注目すべき運動があります。それは、過去 10年以上にわたって、社会が求める公的サービスを、民間が直接担おうという運動です。
この運動を担ってきたのが「社会起業家」と呼ばれる方々であり、この 10 年の間に、日本においても数多くの社会起業家が生まれてきました。この社会起業家の方々は、単に「良いことをしてくれそうな政治家に選挙で投票する」ということだけではなく、むしろ、「社会には、こういう公的サービスがあるべきだ」「こういう形で社会が変わるべきだ」ということを掲げ、自ら直接手を染め、汗をかいて社会を変えていこうとする人々です。

しかし、この社会起業家の方々は、素晴らしい方々なのですが、一つ残念に思うことがあります。それは、多くの社会起業家が口にするのが、「国がやってくれないから、政治がやってくれないから、行政がやってくれないから、我々がやるしかない」という言葉です。その諦めにも 似た気持ちは深く理解できるのですが、やはり、社会起業家もまた、大きく進化していかなければならない時代を迎えているのではないでしょうか。

すなわち、「政治がやってくれないから、我々がやる」という姿勢は、決して間違ってはいないのですが、「やってくれない政治そのものを、我々が変える」という方向に社会起業家が動き始めたとき、この国は、さらに大きな変革のときを迎えるのではないかと思うのです。(田坂 広志氏)

政治を変えれば医療、そして社会が変わる

昨年、色々な職種の方とお話する機会を頂いた中で、「医療を軸に社会をより良いものにする」為に様々な取り組みをされている方がいるのを知り、その考え方、取り組みにとても刺激を受けた。

医師として社会に問題提起する本を執筆された方。医療系ベンチャー企業を立ち上げている方。官僚として働かれている方。プロブロガーの方。社会学という側面から医療について考察されている方。大手メディアを出て、個人事業をされている方。

医療×デザイン、ビジネス、ITといった異分野融合、学問からのアプローチ、戦略的なメディアの使い方、予防医療の普及など、とても興味深いものが多く勉強になった。

しかし、皆が口を揃えて言う。

「最後は政治に止められる。」

僕らにできることは何か。

医療の「ウチ」にいる=当事者であるということ。
そして、M世代(ミレニアル世代:1980年代~2000年代初頭に生まれた若者の総称)であるということ。

この立ち位置は、特殊であると共に強みとして生かすべきだと、ある方に教えてもらった。

いまの民主主義、すなわち選挙でしか民意を反映できない仕組みでは、ぼくら若者の意思は淘汰される

でも、上の世代の方々と比較すると投票率が低いのだから仕方ない。政治家は票を集めないと仕事を得られないのだから、僕らの世代の意見より、上の世代の意見を聞くのは当然である。youth up(引用サイト:youth up!

また、「白い巨塔」に象徴されるように医療は縦社会である。医療の現場に出た中で課題を見つけても、上の世代の方の監視下では、なかなか声を上げづらい。僕ら若者世代は立場的に社会に対し意見を発信する機会が限られているのだ。

だからこそ、これからの医療を担う僕らは、日本の若者世代の一員として、学生、社会人という枠組みを超え、真正面からこの課題に取り組むこと、つまり「みんなで、同時多発的に」「各々が独立して考え」「発信する」ことこそが、社会から求められているのではないか。

僕は、その為のチャネルをこじ開けていきたい。
共同ブログの先を見据え、水面下で進めているプロジェクトでも、少しずつ手応えを得ている。

まだまだ学ばなければいけないことも多く、この先には遥かに高い壁が待ち構えているはずだが、メディア×ソーシャルビジネス×政治というフィールドで、M-Laboとして結果にこだわる1年にしていこう。

共同ブログのこと

M-Laboでは1つ目の取り組みとして、藤巻編集長のもとで共同ブログの運営を行っている。多様な価値観を持ったライターが、自分の頭で考えたこと、本を読んで考えたこと、それぞれが持っている熱い想い・エピソード・意見をみんなで発信する”場”だ。

医療者として公開してはいけない患者情報などはNG、の他はとくにテーマに縛りは設けていない。

スタートしてから2か月半。すでに多くのライターの方にご協力いただき、興味深い記事が集まってきている。

2013年人気記事ランキングベスト10

共に想い・価値観をシェアしよう

SNSの普及により、僕らはメディアというフィールドで、観客だけでなくプレーヤーにもなりやすくなった。

「みんなの記事を読んでいて、書きたいことはある」

でも、自分の意見をFacebookに投稿するのは少し気が引ける。
個人ブログやFacebookへの投稿では自分の友達の範囲にしか届かないので、もっと多くの方に読んでもらいたい。
1人で発信するのは勇気がいるけど、みんなとなら書けるかもしれない。

少しでもピンときた方は、是非M-Laboを「使って」いただきたい。

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※ライターに興味を持たれた方はこちらをご覧ください。

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