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医療を変える「デザインの力」

公開日: : 最終更新日:2014/08/12

「アート×医療」とか「建築×医療」とかそういうキーワードが流行り始めてきている中、どうしても実感が沸かなかった私が

デザインが医療を変える

と思うようになったTEDのプレゼンを今日紹介します。

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ネットでニュースがリアルタイムで見れる時代になるにつれて新聞を読む人はドンドン減ってきています。僕達で新聞を読む人は34.9%(2010年度)。新聞は実用性の面で勝てなくてなっている。そんな新聞業界をデザインという立場で変えていった人が今回紹介するTEDのスピーカーのヤセックウトコです。

『デザインは新聞を救えるか?』 by ヤセックウトコ

 

 

1.デザインが新聞業界を変えた

ヤセックウトコは低迷していたポーランドのビジネス誌を一年で世界一の賞を得るまでの新聞に叩き上げました。

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単に情報の羅列であった新聞ではリアルタイムで情報を手に入れる事が出来るウェブに実用性で勝てない。そこで彼が考えたのが、

『一つの新聞を物語にする』

一面に彼の訴えを表した一つの大きなデザインを載せて、その後社説、その後時事というように起伏とリズム感を付ける事で情報が読者の消化しやすい形で提供する事にしました。

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また建築家出身の彼は単に、ビジュアルだけでなく機能性も追求する建築の考え方を取り入れて、情報に付加価値を付けて提供する事で新聞業界に大きなインパクトを残しました。

 

2.デザインがビジネスの世界を変える

現在でアメリカではデザインシンキングという考え方が取り入れ始められつつあるようです。MBAを取るよりもデザインを経験している方が良いとしている企業もあるそうです。デザイナーというと単に、ビジュアルに意識が集中しているように見えますが、実際は違います。まず目的を考えて、中身を合わせて、何度も何度もその依頼された事業や会社の流れを意識して、そしてやっとデザインを決めるそうです。

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実際、私がカフェ起業をした時にデザイナーに何度か依頼したのですが、『コンセプトはなんですか?』『目的はなんですか?』という一見何も関係ないような部分を何度も聞かれて驚いた事が多くありました。目的を設定して、中身を合わせるこの作業がビジネスの世界で大きく生きる可能性は大いにあります。

 

3.デザインが医療の世界を変える

医療がこれから人・金の面でドンドン効率化していくのは必須です。しかし、効率化のみを遂行して残るのは遊び心の無いつまらい無機質な空間です。ナースステーションが真ん中にあってその周りを病室が囲ってるという良く見られる病棟の構造は実は刑務所と同じ構造になっているのを御存知でしょうか?

医療に最終的な受益者は人です。確かに病気を治すのが医療の役目だとは思いますが、そこに

『科学』だけでなく『感性』という要素を含むべきです。

 

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よく地域のおじいちゃんが「病院に行くだけで憂鬱になるから行かん」とおっしゃるのを聞きます。今後必要になってくる予防医療とか健康維持を推進するために病院に『感性』の要素を取り入れる事はとても意味がある事なのではと思います。

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デザイン性の高いHPも誕生してきてます。 

4.私個人が思う生活とデザイン

いつも真面目な事を書かせてもらってますが、実は趣味でDJをやっています。DJというと少しチャラいというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、DJは与えられた自分の持ち時間の中で曲順をテンポや展開の起伏を操り一つの物語を作る音楽のデザイナーのような事をしているのです。例えば皆が知っている曲をかけると盛り上がりますが、その中で自分しか知らない曲をタイミング良く混ぜて新たな発見をしてもらうのも一つの物語の力です。そのようにして生まれた物語がお客さん、空間、音楽、企画者という様々な部分でマッチした時に凄い盛り上がりを見せます。(私はヘタクソなのでなかなかここまでの力を持っていませんが)

 

このような駆け引きは『プレゼン』にも利用できると思います。どんだけ良い事を言っても、面白くなかったら聞いてもらえないし、けどお客さんに合わせているだけじゃ自分がプレゼンをしてる意味がない。目的を決めて選択と集中をして雑談を混ぜて伝える。これも一種のデザインなのではないかと思います。

 

大学の授業や会社のセミナーを見てても、大方が面白くないと感じてしまうのは『理屈』で全て考えてしまうからなのではないと私は考えています。そうではなくてある程度単純に面白そうっていう『感性』の要素を取り入れてみたらまた違った景色が見えるのではないかと思います。

 

私が将来仕事にする医療の分野をこれからも維持していくために『効率化』というのは必ず行われます。効率化されながらも本質を忘れない医療をするために『デザイン』という考え方は必要になってくるのかもしれないと思いました。

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